あらすじ
20xx年。世界は2度目の恐慌を迎えていた。地球の資源が枯渇し、経済の停滞が発生してしまった。多くの者が職を失い、公共サービスも停止。やがて文化が死に絶えてしまうのだろうか。
そう人々が思っていた時、人々は地下に目を向けた。すると地下では『迷宮化』と呼ばれる現象が発生しており、入り組んだ世界が広がっていた。人はそれを『ダンジョン』と呼んだ。
さらにダンジョンでは、枯渇したはずの資源がいくつも見つかり、人々は資源と財産を求めて、ダンジョンへと入っていく。しかしそこには『死者』や、おとぎ話にしか存在しなかったはずの『魔物』たちの姿も確認された。当然、普通の人では太刀打ちできず、多くがダンジョンの闇に斃れていった。
その中でも生き残った者達も多く、人は彼らにダンジョン攻略を委託するようになった。人は彼らを「冒険者」と呼ぶようになった。
やがてダンジョン攻略も安定していくと、人々はそこに娯楽性などを求めるようになった。その中でも人気となったのが、攻略の様子を配信しながらという物だった。テレビでは味わえないエンターテイメントに、人々は熱狂を覚える。
その中の一人である『松谷丹由倫』は、今日もダンジョン攻略に勤しむのだった。