あらすじ
複数の特区に別れてしまった近未来の日本で、ごく普通の生活を送る、ごく普通な男子高校生『久東(くとう) 氷空(そら)』は、授業の合間の休憩時間に、担任教師から仕事で海外に行っていた父親が事故に遭った事を知らされる。
不安な気持ちでいっぱいの氷空は、担任教師の計らいもあり、学校を早退して、自宅へと急ぐが、帰宅してみると、彼の心配とはうらはらに、母親はあっけらかんとしている。
大学生の姉が帰宅し、会社勤めの兄の帰宅を待っていたが、兄からは会社に残り父親の事故について情報を集めると、連絡が入る。
しばらくして、母親が見ていたテレビ番組にテロップが流れる。
『緊急速報 ロサンゼルスの高速道路での事故で、病院に運ばれていた邦人男性と同乗者のアメリカ人男性の死亡を確認。同情者のドイツ人女性は、いまだ意識不明の重体』
氷空は、テロップを見て愕然とする。
その後、氷空は兄からの電話で、父親たちの事故に関しての疑惑を知らされる。
氷空の生活は、父の事故死と、父が遺したものによって、大きく変えられていく。
父の事故死の真相は? そして、氷空に遺されたものによって、彼の人生はどう変えられていくのか?