あらすじ
アウトドアサークルの活動でキャンプ旅行に出かけた大学生の蒲生璃名は、同行者の高辻観苑に嫉妬の視線を向けていた。
観苑は璃名が気になっている先輩と、旅行の最中に何度も接近していた。対して璃名の目論見は空回りを繰り返し、羨望と憤懣に駆られて璃名は空しく地団駄を踏んだ。
しかしキャンプ場で観苑が突然「恋愛信号管理局」の名前を口にしたことで、璃名と観苑の間に偶然の縁が結ばれる。
その名前は璃名が羞恥と後悔のあまり厳重に封じ込めた、恋愛への憧れに不毛な迷走を繰り返した高校時代の記憶に深く関わっていた。