あらすじ

放課後の保健室。カーテンで遮られたベッドの上。  これだけ訊くと秘事や情事のように聞こえるが、実体はもっと生臭く、アブノーマルだった。  高校2年の春。保健室の窓から見える爛漫な桜に目も向けず、俺は血を吸われている。  ここ最近、放課後になると行われている日課だった。  相手は生徒会長。品行方正で知られる彼女は、肩から俺の血を啜って、耽溺に身を委ねていた。  これだけ訊くと吸血鬼のようだが、彼女は至って普通の人間で、この世界にはファンタジーな怪物は存在しない。  なのに、なぜ血を吸うのかと問われると、趣味趣向としか答えようがなかった。  今日も今日とて、俺は保健室に向かう。  カーテンを開ける。血が大好物は彼女はベッドの上で座っていて、手にナイフを持ち笑って俺を出迎える。

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カクヨム
カクヨム2023/12/24
  • 現在の作品1日1回、品行方正な生徒会長に保健室で血を吸われる