あらすじ
政治家の息子である東雲悠真は家から追い出されてしまい、遠縁を頼りに水苗町へと訪れる。そこで喫茶店を営んでいる緑谷海々は、悠真の祖父が五十代の時に作った愛人との間の一人娘であり、悠真にとっては『年下の叔母』に当たる存在であった。
しかし長年顔を合わせていない内に海々の母親は死去。悠真が訪れる頃には喫茶店は借金の催促に悩まされており、自由な性格の海々に振り回されつつも経営の改善を画策する。
その一方。そんな舞台の裏では三者の姿があった。
海々が振舞った一杯のコーヒーによって動き出した物語は、彼等を翻弄し、やがて一つの地点へと収束する。
……と、そんな感じのコメディ群像劇です。
※本小説は昔に書いた物の再録で、ほぼ原文そのままを載せました。
※ですので時代感が微妙に古かったり、ガバガバ日本語があったりしますので、その点はご注意を。