あらすじ

「お父さん、最近自分のことがわからなくなる時があるみたいなの」 そんな母親からの連絡で慌てて帰省した娘と息子。認知症かと思われたがしかし、本人は問題ないと言う。過去を毎晩夢に見て少し記憶が混濁しただけだ、と。 毎晩魘されてここがどこだかわからなくなるなんて異常だ、やはり一度病院で診てもらおう、という家族に彼は告げた。 「認知症じゃない。勇者だったときの記憶が戻っただけだ。」 認知症ではなく厨二病ーー76歳で。どうしたらいいんだ。途方に暮れる息子和樹(42)。なぜかそんな勇者設定を疑いもせず受け入れた母りつ子(68)。そして一見冷静に見える娘希(44)。 普通だった家族。一般常識があったはずの両親。 なのにどうして今更こんなことに。 これは、騒動に巻き込まれた息子が、そんな家族に戸惑いながらも、家族ってこういうものだよなと再認識していく物語。

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小説を読もう2023/12/23
  • 現在の作品認知症だと思った父親(76)が、40年前異世界で勇者やってた件