あらすじ
鳥獣人の威龍(うぇいろん)は托卵として獅子獣人の憂炎(ゆーえん)に育てられ、全国を馬車で巡る隊商の一員として育った。
ある日威龍は青い羽の有翼人の赤ん坊を拾い、その愛くるしさに心を奪われる。
赤ん坊を『雛(すう)』自ら育てることを決意した時、威龍は人間の青年・哉珂(さいか)に出会う。
哉珂は憂炎が孤児を保護して得られる国の助成金を横領している犯罪者だと断言する。
雛を真っ当な生活の中で育てるため、威龍は憂炎の元を離れ哉珂と共に旅立つ決意をする。
しかしその時、馬車は謎の化け物から襲撃を受ける。
化け物は人間でも獣人でも、有翼人でもない異形だった。
威龍は雛を守るため、哉珂と共に新たな人生へと立ち向かっていく。