あらすじ

幻影。 それは見えるが形を持たないもの。無いのにそこに在るもの。虚実。 ただあるものもあれば作り出されるものでもある。 幻影はただの影。 人には考えもつかない。認識の及ばないものがこの世に存在することが。 人には考えもつかない。幻影こそがこの世にのさばっていることが。 人には考えもつかない。虚構に命があることを。 記憶を失った明るい少女本人より記憶の復元依頼を受ける探偵 |巻根一《まきねはじめ》。 決して名探偵とは言えない彼だが、事件の解決力には自信がある。なぜなら刑事に知り合いが居るから。 使えるものは使っていく。それが巻根のスタイルだ。 少女の事を教えてもらった代わりに頼まれるのはとある虚言癖の男の調査。その言葉の真偽。 そのくらい自分で調べろよと思うものの、引き換え条件故に断れず男の元へと向かう……。 何かがおかしい。何かが狂っている。 狂っていたのは誰だったか? そもそもどこから狂っていたのか? 狂ったものは狂っていると認識できるのか? 俺は正常か?

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カクヨム
カクヨム2023/02/16
  • 現在の作品幻影より生まれた者