あらすじ
阿部美代子が所属する仙台第一女子高校弓道部は、他校のコーチから「三十年前の伝統校も、今や面影なし」と揶揄されるほど、技術的にも精神的にも停滞していた。現在の部員数は、二年生が一人に一年生が五人。団体戦出場ぎりぎりの危機的な状況にあった。そこに、全盛期の部員であった三笠祥子が教師として赴任し、そのまま弓道部の顧問となる。彼女達は、伝統校を復活させることが出来るのか――という話を、実名がばれると今後の弓道界では生きていけないところまで、踏み込んで赤裸々に描きます。いや、実はそんなにたいした秘密はないけどね。