あらすじ

「今この瞬間を生きている、〝あなた〟が最も尊き存在」――そう語る、魔物以外の全ての種族を差別することなく、今を生きている者へと祝福を謳う、慈愛の宗教《アクティース教》。古き言語にて〝光〟を意味し、他の多くの宗教が仰ぐ天の神々のどの神をも教神として選ばないその宗教の白亜の神殿には、一人、色々と風変わりな神官がいた――。生者を祝福することを至福とするのは他と変わらず。ただ、人の姿にもかかわらず、長き時を生きてなお姿を変えることのないその異常性と、自室の机にて紙に言葉を綴ることだけを趣味と語る無欲さで知られている彼は、今日もまた、己の心を言葉で刻む――。 これは、長きを生きる神官の青年が紡ぐ、小さな言の葉の物語。

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小説を読もう2014/08/30
  • 現在の作品神官エルピスの心書き