あらすじ

生方経太(うぶかた けいた)は一年以上、祖母が暮らしていた団地の一室で引き篭もって暮らしている。 ある日の日曜日、宅配サービスが指定より早く、店長が配達に来た。バイトが「何度も幽霊を見た」と言って辞めてしまったからだという。入り浸っているインターネットの巨大掲示板に幽霊についての情報をアップするが、芳しい反応も得られない。それより、部屋から見える路上生活者の男の方がよほど気になる存在だった。 翌週宅配サービスが現れず生方が店に電話をすると、応対した店長は不思議な発光体を見て、怖くて配達にいけないという。なんとかなだめて配達してもらうが、道路を見張っているときにあの路上生活者が居ないことに気づく。 翌日団地は大騒ぎになる。浴室で自殺を図った住人が、浴室から消えてしまったのだ。警察が聞き込みに来るが、主人公は無視してしまう。 その日、国土交通省(中略)URAサービスの伏木初見という役人が、この辺で不思議なことが起こってないかと聞き込みに来る。それから毎日団地を訪れる不思議な訪問者に気もそぞろな主人公だったが、引き篭もっている自分の状況を引け目に思って関わりを疎ましく思う。 ある日いつもおかずをくれる同じ団地に住む親せきのキミさんに、引け目を感じた主人公は関わらないでくれと言ってしまう。しかし容器を回収しに来ないことに異変を感じた主人公がキクさんの部屋で見たのは……

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カクヨム
カクヨム2021/02/28
  • 現在の作品ひきこもりの僕が国土交通省に就職しました。URAサービスって何をする部署ですか? まさか命の危険はありませんよね?