あらすじ

錬金術師のプレシアは、いつもの通り工房で仕事をこなしていた。 錬金術師が作る物は多岐に渡る。傷薬や酔い止めといった薬剤はもちろん、忘れ物をしにくくなる呪いを刻んだ指輪だとか、魔道書向けの特殊なインクだとか様々だ。 もっとも、見習いであるプレシアにはそんな物は作れない。いくらかの回復薬と、それから師匠の手を借りて開発した魔法のランプ、それがプレシアに作れる道具のすべて。 だけどそんなプレシアに、とある人物が依頼を持ち掛ける。 「嘘を見破る魔道具を作って欲しい」 「……はい?」 瞬くプレシアの前にいるのは、王都の下街には似つかわしくない、きらきらした雰囲気の貴公子。 ……面倒ごとの気配に、ひくりとプレシアは頰を引き攣らせた。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2023/11/06
  • 現在の作品しがない錬金術師ですが、嘘発見機を作って欲しいと王子様に依頼されたら婚約破棄に巻き込まれた上に公爵令息に捕まってしまいました