あらすじ
はるか銀河の向こうにある都市。その名を「サワディカ」と言う。快楽と欲望の渦巻くその都市で銀色の瞳を持つ少年少女たちは、無為に日々を過ごすだけの存在だった。全ての記憶を消され、ただ貴族たちの虚栄心と欲望の捌け口のためだけの――。美しい銀色の髪を持ったティエもそれは同じだった。けれども彼らは信じていた。いつか必ず青い髪の御使いが現れて自分たちを自由にしてくれると……。ただひたすら客を取り、閨子として生きていたティエの前に現れたエイダという青年。他の客とはまったく違う彼の態度にティエはいつしか惹かれていく。そんなティエにエイダはサワディカを出たくはないかと言ってきたのだ。サワディカを出られる? 奴隷と変わらないこの生活から抜け出せる?ティエは迷わなかった。エイダと一緒にこのサワディカを出て行く――。しかし、サワディカの外でティエを待っていたのはおそろしい真実だった……。※ こちらの作品は、芳文社から発行された「銀の闇の彼方」を改題した作品になります。※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)