あらすじ
SF風恋愛ファンタジー。
宇宙放浪時代の到来。
人々は生活の場を宇宙船の中に変えた。
宇宙に船を出し、そこで人々は生活していた。
その船の中に、惑星……いや、銀河すら創造する科学者たちが乗り合わせる船があった。
故郷の名残か、たいそう優美な名前でその船たちは呼ばれる。
いくつかあるその船の中から二艘。
『薔薇の研究院』と『真珠の研究院』は共同計画を発表した。
全研究員で、『世界』を創造する、と。
二人で一組のチームを作り、彼らは惑星、あるいは銀河を作り出すこととなった。
善良で親切な少年は、機械仕掛けのように無垢な少女に恋をした。
少女もまた、彼の優しさに途惑いながらも、近づく努力した。
自分の目の色にコンプレックスを持つ少年は、幼なじみの少女への想いを断ち切れないでいた。
無邪気な少女は「恋」を理解できないでいた。
<意識集合体>が選出した若き科学者たちの不器用な『初恋』。
「紅の空」に掲載中。