あらすじ
「まあ、ローグア様そんなこと言うの?それは意外だわね♪」
「そうでしょう?私もびっくりで」
私は親友のフェリーナスと共に、行きつけのお店で何気ない日常話に花を咲かせている。彼女とは本当に古い中で、私の婚約者であるローグア様を紹介してくれたのも彼女だった。そのこともあってか、私たちの関係についてよく気にかけてくれている。こんなにうれしい事はなかった。
「ローグア様もかわいいところがあるのねぇ。あんなに男らしい人なのに」
「?…ま、まあね。さすが、彼の事には詳しいのね」
一瞬、フェリーナスの表情が曇りを見せた。しかし次の瞬間には普段の明るい表情に戻った。
「そ、それはもう、彼とだって長い付き合いだから。そ、そんなことより…」
その後も何気ない会話は続き、その日の集いは解散となった。
違和感を感じたのは、何気ない会話の中だった。
「ローグア様、新しいお洋服なのですね。よくお似合いだと思いますよ」
何気ないつもりでそう口にした私に対し、明らかに動揺し始める。