あらすじ
重たい鼓動を打ち鳴らし、長い眠りについていたサフィアが目覚めた場所は、見知らぬ廃墟の中だった。 そこで出会った半魔族の青年・バルツェによって外に連れ出された彼女は、魔族で結成された魔術騎士団〈モンストロ〉の面々に助けられ、その身を匿われることになる。 彼らはサフィアのことを『王女』と呼んだ。しかし、サフィアは王女などではなく、普通の町娘だった。 人違いだと訴える彼女だったが──なんと、サフィアの心臓は魔力のこもった特別なルビーに変わっており、不思議な絵画に閉じ込められたまま、数百年もの間ずっと眠り続けていたことが判明する。 ただの一般庶民だったはずのサフィアは、〝ルビーの心臓〟を得たことで王女だと認定され、その身に宿る心臓を世界中から狙われることになってしまうのだが……。 人と魔族の血を持つ騎士×ルビーの心臓を持つ王女。 眠っている間に何もかも変わり果ててしまった世界の中で、サフィアは護衛のバルツェとともに、『この世界を変えた誰か』に会いにいく。 ----- ※世界を変える運命の恋コンテスト参加作品。 ※規約の関係上、第一章部分で一旦完結します。続きは後日。