あらすじ
「エレンリアお姉様、これを見てくださいませ。ルブロッツ様が私に贈って下さったペンダントですわ」
心の底から憎たらしい表情を浮かべ、私に向かってそう言葉を放つ妹のセレアス。
「全く、私ばかりこんなに幸せになってしまって申し訳ないですわ…」
そうかと思えば、対照的なしおらしい表情を浮かべる。…本当に私を苛立出せたくて仕方がない様子だ。
生まれてこの方というもの、私たち姉妹の関係は最悪なものであった。
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「あら、あの方はお姉様の思い人でしたの!?これはこれはごめんなさい…」
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「まあ、お姉様のネックレスが庭に投げ捨てられていますわ!!一体だれがこんなことを…」
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「私はお姉様の事が大好きですのに、お姉様ったらどうして私に冷たくしますの…?」
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これまで、妹のセレアスはことごとく私の持つものを奪ってきた。どうやら彼女はそうすることで底なしの快感を得ているらしく、行為はエスカレートする一方だった。
そして今回、いよいよ私が婚約する相手であった男爵を女の武器を使って誘惑し、自らの物としてしまった。
「くすくすくす…」