あらすじ
中等学園でたまたま仲良くなった女子は『暴れ竜』の遺伝子を引き継ぐ才能の塊で、 高等学園で知り合った気の合う男友達は『聖なる盾』の素質を持つ才能の塊で、 魔術専門校で会話する仲になった年下の女子は『魔女』の弟子である才能の塊で、 アルバイト先で担当している冒険者の女子は『勇者』に選ばれて――。 僕にはなんの才能も、取り柄もない。 ――大人になり、ひょんなことで彼らと再会した僕は、なぜかパーティーに誘われた。 まあ、お遊びのパーティーだろう。そこまで本気じゃないはずだ。 年に一回程度、遊び感覚でダンジョンに行く感じに違いない。 とか思ってた時代が、僕にもありました……。 ――パーティーを組んで、早五年。 今日も僕は憂鬱に起床し、すぐに辞めたいと思うのだけれど、暴れ竜に腕を引っ張られ、ダンジョンへ。 聖なる盾に護られ、魔女に甘やかされ、勇者に背中を任せられる。 ……あの、僕、荷物持ちなんですけど。