あらすじ
獅堂タクト、男性、20歳。 彼には大切と思えるモノはなく、日々をただ無気力に、惰性で生きていた。 彼がそんな人間になってしまったのは、幼い頃に事件で家族を失った事が起因する。 今日もただ、生きる為だけになんとなく働いているアルバイトを終えて家路を辿る。 いつも通り。 彼にとっては何の代わり映えもしない日だ。 そんな彼とは違って、世間は賑わいの様相を見せている。 今日は年末、年越しが間近にせまっているからだ。 賑わう世間には目もくれず、帰宅した彼は部屋のテレビを何となく点けてみる。 そこには『人類滅亡!?この後、預言者登場!!』と、よくありそうなテロップを掲げた特番が流れていた。 彼はその番組を見ている様な、見ていない様な様子で、(明日もバイトか……)と思いながら、潜り混んだ炬燵で寝落ちする。 目覚め時、眼前には壊滅した世界が拡がっているとは露程にも思っていなかった。 ※この物語はフィクションです※ ・登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。