あらすじ
プロローグ
猫屋敷 美麗これが私の名前だ。
珍妙な苗字に平凡な名前。これだけでチグハグな私や世界を現している…という訳でもなく、ただ単純にそういう苗字の家に生まれてしまったのだからそれは仕方ない事であろう。
さて、私は特異な苗字を除けばそこら辺にいて時間を無駄に浪費し将来の為に希望を持つ振りをしながら青春を棒に振って生きている何の変哲も変化もない日常を過ごす高校生だったのだが、日常というのは簡単に崩れるもので事が起きてしまったら簡単に、変化のない日常は、変革された非日常へと変わってしまったのだ。
何も超能力に目覚めたとか、急にイケメンが現れてラブストーリーを紡んで行く…などの夢物語や現実で起きなことではなく本当に誰もが経験するかもしれない程ありふれた事が身近で起きてしまっただけの話である。前振りが長くなったがこの物語は私を形作った確かに起こった物語である。