あらすじ
第二回プロット交換会参加作品です。 平沢ヌル様のプロットで書かせていただきました。 以下プロットより抜粋 起: 牢獄の中と外、夜。王妃が囚われており、明日には処刑される予定。 そこを若い貴族の青年が訪れるところから。 処刑前夜にも関わらず、淡々とした応対をする王妃。 青年、若い頃の王妃と婚約者を見知っていたことについて語る。 その頃には善良で、穏やかだった王妃について。 青年は、王妃が婚約者の死のショックから人変わりしたのではないかと思っている。 承: 王妃、婚約者の生前の思い出と、その死の記憶について語る。 婚約者を慕っている描写、どれだけ悲しかったか、殺した張本人に娶られるという絶望感など。 王妃、「だから自分は、何度も何度もやり直した」と語る。 死に戻りループについて。 死に戻りのきっかけは王妃自身の死。 王妃はそれを理解しており、婚約者が死ぬたびに自殺して死に戻りしている。 いろんなパターンでやり直しているが、婚約者の死亡回避には成功せず、彼は必ず殺されてしまう。 それらを王妃は理解しているが、そのシステムを青年は理解しておらず、困惑する。 物語は青年の視点で語られるため、死に戻りを理解していない人としての描写、事実の推論となる。 転: 青年、それならなぜ彼女が暴君の妃の座に収まり、自身も暴虐の限りを尽くしていたのか聞く。 婚約者を救えないのであれば、自身がこの王朝を終わらせるための、完璧な鍵となることを決意した、と王妃。 それも何度も何度もやり直して、国王が完璧な暴君と受け止められるように、そして国王が処刑されるように誘導した、とのこと。 青年、完全には理解しないながら、王妃に向かって進言。 自分の目的を新王に話し、処刑を回避せよ、と。 王妃、自分は既に暴君そのもので、自分が目的を明かし生き延びれば、婚約者の名前まで汚してしまう、と断る。 王妃の目的には、婚約者の縁者である青年を国家の英雄として祭り上げることが含まれている。 青年、王妃の説得を諦めるが、また彼女が死ねば、死ぬ前の時間に戻るのではないかと尋ねる。 王妃、その場合も自分は同じことをする、と語る。 結: 最後に青年の視点で、事後報告。 王妃が処刑されたという、事実の報告。 王妃が完全に狂っており、語ったことが全て妄想でなかったのではないか、その自信はない。 だが、最後に彼らの縁の場所で、婚約者と王妃の幻影を目撃する。