あらすじ
漆黒を貫く冷たい眼孔、闇を誘うかのように揺れる長く黒い髪。 唇に薄く引く紅は男の為では無く、死神に捧げる祝詞を唱える為だ。 彼女の名前は「QUCA」 死の匂いを黒い外套で包み、短めのスカートを覘かせる彼女を人々は『死神の娘』と恐れ畏怖した。 そんな彼女は幼い頃に両親と行った外国で孤児になり、某国の研究機関に拾われて暗殺者として育てられた。 任務先で研究機関を裏切り、監視チームを殲滅したのちに脱走する。 国際テロリストとして指名手配された彼女が何故か日本に現れた。 彼女を捕まえるべく奮闘するのは、家族を事故で失い天涯孤独となった中年の刑事。 そんな二人のお話です。ハッピーエンドではありません。