あらすじ

霧の立ち込めた通学路。 人目がないのを見てとった中学生の「ぼく」は、水たまりを踏んで遊びはじめた。最初は、小学生の頃のように無意味な行為を純粋に楽しんでいたが、次第に遊びは憂さ晴らしへと変わっていく。憎い相手の顔を次々と思い浮かべ、それらを蹂躙するつもりで「ぼく」は水たまりに悪意を向けるのだった。 やがて霧が晴れると「ぼく」は、憂さ晴らしが現実になっていたことを知る。見慣れた通学路に横たわる、無数の影。それは「ぼく」が水たまりに投影した人々の亡骸だったのだ。

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カクヨム
カクヨム2020/10/03
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