あらすじ
どうしても、みんなエリファの事が気になるらしい。
「エリファはどうしている?せっかく会いに来たのに、いないのでは悲しいなぁ…」
「体調など崩していませんか?よくよくお伝えくださいな」
それは周囲の人々のみならず、婚約者であるリンクルにおいても同じ様子だった。同じ姉妹であろうとも、婚約者であろうとも、誰もが私よりも義妹であるエリファに心奪われていた。
「君に魅力がないんだから仕方がないじゃないか。そもそもあんなに可愛らしい人が近くにいるのなら、少しは彼女から吸収したらどうなんだ?その努力も怠っておいて、人のせいにするのはよくないと思うぞ?」
誰も人のせいになんてしていない。彼女の策略のままにみんなが言いくるめられてしまい、彼女が計画した通りにみんなが動いてしまい、同時に私への嫌がらせは完全に隠蔽され、今日に至るまでそのことは表に出ることはなかった。