あらすじ

18XX年ヨーロッパ、某所。世間では産業革命だとか、三角貿易だとか、あるいは啓蒙主義が謳われている。そんな目まぐるしく動き回る時代でも、光あるところに闇は必ず存在するものだ。悪意の跳梁跋扈、魑魅魍魎は全てを隠し、奪おうと暗闇から手を伸ばす。「ルカ・フィリッポス」。彼はそんな魑魅魍魎共の手により、無実の罪に問われた。そんな彼に声をかけたのは、教会の閑職、あるいは掃き溜めなどと呼ばれる部署「鎮魂歌(レクイエム)」の総長の「ガブリエル」だ。彼女は罪に問われ、判決が下されそうなところに意義を唱え、ルカを鎮魂歌(レクイエム)へ誘い込み、罪を有耶無耶にしたのだ。 そこにいたのは、不倫中の頼りない係長「ヨハンソン・レッド」、そして、無銭飲食を疑われていた奇妙な少年「レク」であった。 「はじめまして、「レク」です。お会いできて、だいぶ感動です」 ◆初投稿です。 ◆登場人物 ◇レク(レクトゥイン・パース) 13歳。死んだ魚みたいな目をしている少年。ガブリエルに拾われた頃からずっと感情が無く、生きた人形と称されていた。が、仲間達と一緒に過ごすうちに、無表情なりに性格が前面に出てくるようになっている。鎮魂歌(レクイエム)達の中では飛びぬけた能力と頭脳を持ち、常に考え事をしている様子。飛びぬけた頭脳を持つが故に、食いしん坊で味覚音痴になってしまっている。常にニンニク臭がしている。東洋被れ。 ◇ルカ(ルカ・フィリッポス) 16歳。「フィリッポス家惨殺事件」の容疑者だが、真犯人を目撃し、両親の死を目の当たりにしている少年。現実的で、超能力や霊能力等の不可思議なモノを信じていない。控えめな性格ではあるが、こうだと思ったらはっきりと物申す癖がある。両親の事を心から尊敬しており、両親の言う事を今でも守り続けている。意外と腕力と筋力があり、自分の体重より軽ければ軽々と持ち運べる。 ◇ヨハンソン(ヨハンソン・レッド) 32歳。レクとルカの先輩で、面倒見のいい先輩。ガブリエルとは傍から見るとお似合いカップルに見えるが、上司と部下の関係で、それ以上でもそれ以下でもないそうな。大人の余裕があり、ダジャレや冗談を連呼して場を和ませようとしている。鎮魂歌(レクイエム)での受け皿的存在。(本人も自覚してる) ◇ガブリエル(ガブリエル=ラ・ピュセル・サ・ザカリヤ) 35歳。鎮魂歌レクイエムの総長であり、レクとルカ、ヨハンソンの上司。なのだが、上司としては頼りにならない。常に欠伸をしていて眠そうな、生気とやる気がない目をしている。教会からもかなり嫌われており、不仲。すぐ舌打ちしたり、態度に出る為である。レクの性格は、彼女の普段の行動に影響されている。鎮魂歌(レクイエム)のかつての仲間「マリア・シエルフィールド」が銃撃に遭い、今も意識不明の重体。フラッといなくなっているのは、彼女の見舞いに行っているかららしい。実は偏食家で味音痴。 ◇マリア(マリア・シエルフィールド) 29歳。鎮魂歌レクイエムの一員。性格はおっとりしていてマイペースで常識外れ。髪はいつもぼさぼさ、ファッションセンスは皆無。何日も同じ服を着ていたり風呂に入らなくても平気というものぐさ。時間にルーズで方向音痴……という残念な女の人。ある事件を追って調べていたところ、意識不明の重体を負う。現在は病院で治療を受けている。 ◇マルクス(マルクス・セントラ) 21歳。イーヴン・アカデミーの大学生。マリアが意識不明となった事件に深く関わるが、詳細は迷宮入り事件となり、数年が経っている。現在は塾講師をしており、レクとはたまに会う関係。レクとはマリアの事件をきっかけに恨まれているが、彼的には和解したいらしい。ちなみに左利き。なのでレクからは「左利き」と呼ばれる。 ◇マトゥー(マトゥー・カラヴァジオ) 「スクレ・ドゥ・ロワ」の構成員を名乗る謎の男性。 ◇シオン(シオン=フェーカ) 22歳。ヨハンソンの浮気相手。鎮魂歌レクイエムにお客様を案内してくる、新人教会騎士。

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カクヨム
カクヨム2023/09/19
  • 現在の作品鎮魂の黙示録