あらすじ

咲原和樹は埼玉県のとある町で働く営業兼プログラマー。 地元神奈川県を離れて一人暮らしをしながら、日々山のような仕事をしていた。 いくらこなしても終わらない仕事は彼の体を蝕み、ある日過労で倒れてしまう。 倒れたことをきっかけに7年間勤めた会社を辞め、療養を目的として地方の米農家の住み込み手伝いに転職することを決めた。 都会を離れて群馬県の中川町へとやって来た彼を迎えたのは、子供のいない田中夫婦。 夫婦は彼を快く迎え入れ、住み込みで働く彼を実の孫のように歓迎した。 彼はその優しさとのどかな雰囲気に、都会の喧騒と前職で負った心を癒されていく。 若者離れが絶えず過疎化が進むこの町に突如越してきた彼に、隣に住む内山響歌は興味を抱く。 彼女も一時はこの田舎町を離れた身だったが、ある事情で再びこの町に戻ってきたのだった。 年も近く、狭い田舎町の隣人ということもあって、二人はすぐに仲良くなりお互いに惹かれ合っていく。 だが二人はお互いに暗い過去を引き摺ってその一歩を踏み出せずにいた。 そんなある日のこと。 彼宛てに思いがけない人物から一通の手紙が届く。 憤慨する彼に寄り添う彼女…… まるで我が身のことのように考えてくれる彼女に、彼は彼女に告白する決心をする。 だがそう上手くいかないのが世の常。 過去の呪縛を断ち切り、人生のパートナーとして歩み始めた二人の前に、予想外の人物が現れたのだった……

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2023/09/29
  • 現在の作品都会に疲れた僕は、田舎でスローライフを望みます