あらすじ

……う~ん、いいですねぇ。夢のマイホーム。新築二階建て。広すぎず狭すぎず。 窓から差し込む陽光は植物にも人にも優しい。程良い弾力のソファーは腰に優しい。 唇を潤わせるのは紅茶。愛しき淑女、マリアージュ。 静謐、平穏。白い壁には掛け時計がない。どうしてですか? 必要ないからです。本のページを捲る乾いた音だけが部屋に溶ける。でも、少々物足りない気もしませんか……? はい。そんな時は歌でも歌おうか。 「マァイ……ホオォォォォォォォォムッ! ホォォォフォォォォ!」 と、オペラ歌手になった気分で歌っても近所迷惑にはならない。

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小説を読もう2023/10/20
  • 現在の作品夢のマイホーム