あらすじ

あらすじ 岡っ引きの新右衛門は、居酒屋である豊島屋と長屋の間に侍、右近の絞殺死体を見つけた。右近は縄で首を、絞められていた。また右近の首には、首を絞められた時に縄を外そうとしてできるはずの、引っかき傷が無かった。その時、豊島屋には新右衛門も含めて六人、いた。居酒屋の店主、おこん。店員、奈緒。ご隠居、銀兵衛。町大工、竹次郎。町人、宗一だ。 新右衛門は、大男の右近を縄で絞殺すのは力が強い男だと考えた。女性である、おこんと奈緒は無理。老人である銀兵衛、小柄な宗一も無理。残った力が強い男である、竹次郎が犯人だと推理した。だが竹次郎は「俺は殺していない!」と否定した。 こうして時代劇映画の練習中に起こった事件を、新右衛門役の正臣は再び考え始めた。竹次郎役の琢朗、おこん役の優子、奈緒役の典子、銀兵衛役の京三、宗一役の政夫の誰かが右近役の剛士を殺したはずだと。 だが実は犯人は女の子である、典子だった。典子はスタンガンで剛士を感電させ動けなくして、縄で首を絞めたのだった。剛士は感電して動けなかったため、首に縄を外そうとしてできる引っかき傷も無かった。 典子が剛士を殺した理由は、典子が剛士に脅されていたためだった。典子は剛士と付き合っていたが、剛士の束縛が強くなったため剛士と別れようと考えた。しかし剛士は典子の上半身裸の写真を撮っていて、「別れたら写真をネットにばらまく、警察に相談してもばらまく」と脅された。そのため典子は、やむを得ず剛士を殺したのだった。

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カクヨム
カクヨム2021/10/08
  • 現在の作品【完結済】暮れ六つの絞殺~あなたにこのトリックが見破れますか?~