あらすじ
応募用あらすじ BLカップル配信者として、神戸のダンジョン探索を生業とする、春樹(はるき)と朱火(あけび)。春樹は三十六歳のサポーターで、朱火は二十歳のアタッカーである。 彼らは朱火の戦闘センスの良さと、持ち前のトークの軽快さで、一定の人気を博していた。 探索者としては後発である二人は、既に踏破され地図もある階層を追いながらも、最深部に居るとされるダンジョンマスターの撃破を目標としていた。 探索が終わってからは、彼らが出会った場所でもあるバーで一杯やる。朱火が春樹に一目惚れして、春樹も利害が一致したので始まった関係だった。 二人は一緒に住んでおり、公私共に仲がいい。家事をするのは春樹であり、何もできない朱火を甘やかしている。 朱火は火属性の魔法しか使えないことから、水属性しか効かないエレメントという敵が現れる階には、ゲストを呼ぼうと提案する春樹だったが、あくまでカップル配信がやりたいのだと朱火に駄々をこねられる。 朱火の気が変わるまでご飯を作らない、探索も行かない、と家庭内別居を始める二人だったが、結局春樹が折れて探索に行く。 春樹の身体強化魔法を使い、エレメントから逃げきることで、何とかその階を突破する。 少し休養しよう、ということで、有馬温泉に旅行する二人。楽しそうにはしゃぐ朱火の姿を見ながら、本当に自分がパートナーでいいのか思いに沈む春樹。年の差があるのもその一因だった。 旅行が終わってから、朱火は春樹以外の人間とはやっていく気はない、と指輪をプレゼントする。春樹は泣きながら朱火の想いを受け取り、共に生きていくことを再確認する。 順調に思えた探索生活だが、ある日春樹がランキング上位の探索者である翠(みどり)のパーティーに誘われる。翠は春樹の能力と、春樹自身にも魅力があると誘惑してくる。 春樹は入るかどうか悩み、さらに朱火と下らないケンカをしたことから、翠に誘われたことを打ち明け、家を飛び出してしまう。 春樹がいつもと違うバーで飲んだくれているとき、朱火がソロで探索の配信をしているのを見てしまう。朱火は低層で敵に取り囲まれてしまい、春樹は慌てて助けに行く。 怪我をした朱火を手厚く看病する春樹。やっぱり翠の誘いは蹴り、二人でやっていく決意を新たにした。 神戸のダンジョンの最下層は五十階であり、そこにダンジョンマスターが居ることを翠のパーティーが突き止めるが、彼らは倒せずに帰還する。 朱火が回復し、春樹と二人でボスに挑むも、あえなく返り討ちにされてしまう。 翠の提案により、彼のパーティーと春樹と朱火の合同でボスを倒しに行くことにする。朱火がとどめを刺し、ボスを撃破する。ダンジョン自体も消滅する。 目標がなくなったことで、しばらくは家でのんびりしていた春樹と朱火だったが、新たにダンジョンが出現したことで沸き立ち、改めてそこに挑むために出発する。