あらすじ
両親を早くに亡くし、その経験から医師を目指した研修医・榛名千昭。
彼の唯一の楽しみは真夜中にコンビニスイーツを食べることだった。
目標としていた医師にはなれなものの連日残業、連日勉強、一日中病院に缶詰状態で帰宅はいつも深夜0時過ぎ。帰りに立ち寄るコンビニでスイーツを買うことだけが彼の救いとなっていたが、ある日、いきつけのコンビニが閉店してしまう。
疲労困憊の千昭にとってあまりにもショックが大きく、人生に絶望感すら抱くほど思い詰めてしまう。
その時。小さな立て看板を見つける。
『今夜、プリンあります』
看板を頼りに歩くと、野良猫が通るような狭くて細い路地裏でひっそりと営業しているお店を発見する。
千昭が店の中に入ると、『甘やかし屋』だと名乗る女性が現れて――