あらすじ

益美は娘の美奈と共に四つ駅が離れた町に住む、従妹の由美子の家に遊びに来た。 一軒家の多分、二階建てもしくは三階建て。『多分』というのは壁の塗り替えをしているのか、ブルーシートで覆われているためだ。あるいは増築かもしれない。由美子の家は子だくさん。息子が四人。娘が一人にいる。 「ままー?」 「あ、うん」 益美は眺めるのもそこそこにインターホンを押し、由美子が笑顔でお出迎え、中へ入る。 「あっはっはっは! やだもー」 「あははははは! 益美ちゃんこそ あはははは!」 居間で持参した洋菓子と紅茶を振る舞われ、楽しく会話する二人。 と、そこにドタドタと廊下を駆け回るような音。襖が閉まっているため姿は見えないが多分、由美子の子供たちだろうと益美は思い、フフッと笑う。かくれんぼか追いかけっこでもしているのだろうと。が……。

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小説を読もう2023/11/26
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