あらすじ
『始祖なる』吸血鬼、転生す。 叡智たるロングの金の髪に、何よりも紅い両の目を持つ吸血鬼エリザベスは自称普通の女子高生、秋葉原綾に拾われる。 -しかし、百合れると思いきや、百合れない? 【うそのあらすじ】 「Hmm....」 始祖なる吸血鬼エリザベス・ルチア・クラークは悩んでいた。それはナイフを遮二無二振り回す夫に婚約破棄アーンド国外追放されて捨てられたからだ。伝説の聖女なのに、ついでにパーティも追放された。ついでに殺されたので転生もしたヨ。 これからどうする如何にする、私の前に白馬の王子様又は王女様はいらっしゃいませんか!?いらっしゃりませんよね…だけどその時、ガラスの女王、秋葉原綾(あきはばらあや)に拾われたのである。 彼女は超豪華な城に住んでいた。錆びだとかほこりひとつさえ見えぬその城の名前を『雀猫』という。読み方?知らんな。そしてそこのボス貴族、森香登(もりかかと)の呪いを解いたおかげで、彼女はほこり掃除のお役目から下克上上、綾との婚約を認められーー!? だがしかし、そんな幸せは長く続かない。妙に察しが悪いと評判の家令小音(かれいこのん)という常識語の女が綾を寝取ろうと、リーリスというHなこと大嫌いで、まるで聖女みたいと評判な、ベスの妹が結婚に反対してきてーー!? 【こっちがホントのあらすじ】 さあさそんな訳もなく、舞台は豪華そして絢爛なる異世界でも西洋でもなし、極東の国のとある都市の歓楽街の一角の雀荘で幕を開ける。ドアは錆だらけほこりだらけ、あげくの果てには吸血鬼がそこの主。そこの住人、高校一年生の秋葉原綾は、きゅうけつきさんと呼ばれる伝説の吸血鬼を迎え入れる。しかしこの伝説の吸血鬼、【いつも一歩手前で残念なタイプ】なのである。自称いたって真面目な女子高生『秋葉原綾』と、残念吸血鬼『きゅうけつきさん(仮称)』。これはどこか不器用なふたりの【少しだけ違う】日常。 …そして不器用ゆえに、百合れない。 ふたりは百合れない。 この小説は、「【その血を頂けますか?】/吸血鬼様の恩返し/夜の東京で吸血鬼に襲われていた駄目残念吸血鬼は、金髪のじゃロリっ娘で伝説の吸血鬼でした〜そんなふたりは不器用過ぎて百合れない〜」というタイトルで小説家になろう様でも連載されています。