あらすじ
大学が夏休みに入ったのを機に、実家に帰ってきた俺は母親から自室の片付けを命じられ、しぶしぶ従った。電子ドラムを置きたいらしい。
エアコンがついてない、狭い和室。窓を全開にし、扇風機を強にするも局所的に俺の部屋だけを狙っているのではないかというこの暑さの中、持っていた高校の卒業アルバムを投げ出し、俺は倒れ込んだ。
呼吸の度に埃が転がり、ため息でそれを遠くへ飛ばす。
その時であった。床の上に見覚えのない封筒があることに気づいた。
のそのそと動き、手に取り開けると、それはケースに入ったDVDであった。
観てね。