あらすじ

7月7日、七夕。 この日、願い事を書いた短冊を天にかざすと、その願い事が叶うとされています。 一般的に、このイベントは、幼稚園・保育園・こども園の年中行事の1つに過ぎません。 市販の短冊に願い事を書いたところで、何も叶わないことくらい園児でもわかります。 ただ……、これは噂に過ぎませんが……。 かつて、天女が、地上の人間に授けたとされる「天魔の紙縒り」には、神の魔力が宿るという。 その紙縒りを短冊と結び、願い事を書くと、たとえ、どんな願い事であっても叶えられるといいます。 それは、いったいどんな短冊なのでしょう。 間もなく、その封印が解かれようとしています。 この作品は、私が経験した家族崩壊がテーマになっているので、一般人の感性とは真逆になるかと思います。 だから、最後まで読める人はいないと思います。 私の人生経験で言わせてもらうと、日本人は自分さえ良ければ他人がどうなろうが知ったこっちゃない民族です。 恵まれた環境でヌクヌクと生きてきた被害妄想者と、不幸の背比べをして意地でも勝とうとしたがるクソガキしかいません。 家族主義国家日本で天涯孤独になってしまうと、持って生まれた才能(外見・性格・身体的能力・知能指数)に恵まれていない限り、必ず、詰みます。 一番の理由は、生涯、誰とも出会うことができないからです。 あるタイミングで、必ず、生きる意味・気力・目的・希望を失い、廃人になります。 そこは、当たり前のように、元受刑者、元路上生活者、元自死行為実行者、元精神病棟患者などという肩書が付いてくる世界です。 私と同じ年代に生まれ、同じ環境で生きたのなら、必ず同じ運命をたどると思っています。 出会えない運命のもとでは、最後は、自殺と殺人の2択しか残りません。 同じ日本語を話しているのに、まるで、言葉が通じないです。 この物語は、そんな日本社会から弾かれてしまった人間の世界観・家族観で、『恋』を支点に展開されていきます。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2019/03/07
  • 現在の作品天魔の紙縒り