あらすじ
「すまない、ネル。どうか許してくれ」
全ての始まりは三年前。夫が娼婦との間に授かった赤子を屋敷に連れ帰った。
愛する夫が他の女性と関係を持っていた。悲しみと怒りを覚えながらも、ネルはその子を受け入れ、夫を許した。
その子に罪はないと、自分に言い聞かせて。
そしてその三年後。夫は再び過ちを犯した。今度の相手は公爵家の令嬢。さらに身籠もっていると判明する。
「どうか許して欲しい、ネル。私と……離婚してくれ」
夫の説得を諦めて、ネルは離縁を受け入れる。
だが、夫が捨てたのはネルだけではなかった。
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