あらすじ

「リーフィナの元から邪魔な男がようやく消えた…この機を逃すわけにはいかない!!」

 ローク様はうきうきとした表情でそう言うと、急ぎ足でじなにやら準備を始める。…今彼が言ったリーフィナと言うのは、彼と幼馴染の関係にある人だ。今までは彼女の周りにはある男性がいたことから、彼はリーフィナに言い寄るのをためらっていた。しかしそんな忌々しい男が消えた今となっては、彼にとっては好都合だったのだろう。

「これから長くなる。しばらくここを開けるけれど、問題はないな?僕はこれからとても大切な約束がある。だから後の事は頼んだ」

 雰囲気から察するに、彼女のもとに行くのだろう。彼女を口説きに行くとしか思えないその言葉の前に、私の心の中はこれからどうするべきかを考え巡らせる。
 …そしてある一つの結論にたどり着いた。

「…そうだわ、はじめからこうすればよかったじゃない。元から愛情なんてない関係なんだから、それも構わないだろう。誰に文句を言われる筋合いもない…」

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アルファポリス
アルファポリス2023/11/24
  • 現在の作品幼馴染に偏愛する婚約者の前から、婚約令嬢は静かにその姿を消した。そしてお屋敷では大変なことが起こり始める