あらすじ
「リーフィナの元から邪魔な男がようやく消えた…この機を逃すわけにはいかない!!」
ローク様はうきうきとした表情でそう言うと、急ぎ足でじなにやら準備を始める。…今彼が言ったリーフィナと言うのは、彼と幼馴染の関係にある人だ。今までは彼女の周りにはある男性がいたことから、彼はリーフィナに言い寄るのをためらっていた。しかしそんな忌々しい男が消えた今となっては、彼にとっては好都合だったのだろう。
「これから長くなる。しばらくここを開けるけれど、問題はないな?僕はこれからとても大切な約束がある。だから後の事は頼んだ」
雰囲気から察するに、彼女のもとに行くのだろう。彼女を口説きに行くとしか思えないその言葉の前に、私の心の中はこれからどうするべきかを考え巡らせる。
…そしてある一つの結論にたどり着いた。
「…そうだわ、はじめからこうすればよかったじゃない。元から愛情なんてない関係なんだから、それも構わないだろう。誰に文句を言われる筋合いもない…」