あらすじ
「なんでよ…なんで私よりもあんな姉が先に婚約を…しかも伯爵様からの直接のお誘いだなんて…」
そう独り言をこぼしながら、イライラを隠せない様子のレアトリーナ。彼女には血のつながりのない姉であるリエーゼとがおり、彼女の事を心の底から嫌っていた。というのも、直接彼女に何か問題があるわけでもなく、ただただ一方的に毛嫌いしているのだった。だからこそこれまでにも、周囲の人々をだまして味方につけ、リエーゼだけを孤立させるなどの嫌がらせを行ったりしたこともあった。
それほどに見下していた相手に、先に婚約を果たされてしまった。そんな彼女の内心は憎しみでうごめいていた。
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