あらすじ
帝国の片隅にあるヘドロのような川に捨てられた赤子は、汚水や毒物をすすって生き延び、体に毒を宿す少女となった。
少女は公爵ムゾンに拾われ、“ニーシャ”と名付けられ、毒物を食べさせられ、猛獣と戦わされ、毒を操る力を身につける。
大きくなったニーシャに父ムゾンから命令が下る。
「夜会に出席して、皇帝を暗殺しろ」
ニーシャは若き帝国皇帝ジェラルドを暗殺しようとするが、ジェラルドの優しさに触れ、暗殺することはできなかった。そして――
「私の侍女にならないか?」
誘いを受け入れ侍女となったニーシャはジェラルドによって厚遇され、幸せな日々を送る。
しかし、ムゾンの魔の手は彼女らに迫っていた。
ニーシャは愛するジェラルドと共に父ムゾンと対決し、そして国の危機に立ち向かうこととなる。