あらすじ
あらゆることが科学で説明がついてしまう、令和の世。 便利な世の中になったゆえか、人々にある変化がおとずれていた。 他者を蹴落とすことで優越感を覚える者、匿名であるということに得意になり、ここぞとばかり他者を攻撃して満足感を得る者など、言葉を失うほどに人々の心はすさみ、世の中は利便性とは裏腹に活気は失われ、世の中はなんとも生きにくい世の中へと変貌しつつあった。 そんな世に、一人の男――否、漢が現れた。 その漢の名は、藤堂薫。 この物語は、藤堂薫が自らの漢を磨きつつ、真なる漢を目指しつつ、世の中に喝を入れながら、世を明るくしていく物語である。