あらすじ

星降る町 あらすじ 星に抱かれて暮らしたい。長い間星にあこがれを懐いていた晴子は、それがただの子供の頃への懐古だったことに父への憧れだったことに気がつく。 自分のやりたいこと、守りたいもの、大切にしたいもの。そのすべてがいきなり目の前に露れた高校三年の夏、自分の中に有るものが関を切ってあふれだす。 自分の一生を決めてしまうような大切な出会い。ゆっくりと確かに方向を決め固まっていくもの。 幼いと思っている今を、まだなにも固まっていないこの時をどんなふうに生きるか。誰もがもがいているのがレモン世代。 見守ることや、待つことや、諦めること。譲れないことそれさえも、なにもかもきっぱりと割り切れたら、人はみんな幸せになれるんだろうか? 晴子を好きだった善ちゃんは長い間の片思いに終止符を打って早苗の事を大切にする事に決める。それが諦めでなく本当の愛だと膳ちゃんは決着をつけて。善ちゃんの気持ちに最後まで気づけなかった晴子は、打ち明けられても早苗を気遣うだけで淡々としている。晴子にとって善ちゃんは通過点でもない。それぞれ道が違ってそれが交差しながら暮らしはなりたっていく。 「純愛は今やファンタジー」でも、純愛が必要な時期がほんとは誰にでもあるはず。それを味わうことなく大人になってしまったら…子供時代を子供で過ごす。レモン世代をレモンで過ごす。その事の大切さを大人になっても解らない人がたくさんいます。それは大切な時代を飛び越えてしまったから… 人は、人を本当に愛する事を学ばなければならない時が今、訪れています。宗教を持たない日本人にとってそれは不可欠。子供たちの未来はそれにかかっていると私は思っています。

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カクヨム
カクヨム2023/03/24
  • 現在の作品星降る街