あらすじ
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「こ、婚約を破棄されるとはどういうことですかセイナ様!?」
「よく考えてみてください…私には不釣り合いな婚約なのです…妹のユリアの方が、私などよりも何倍もふさわしい事でしょう。あの明るい性格と誰からも好かれる魅力を持つ彼女こそが、婚約を果たすべきなのです。私は姉として、妹に幸せになってもらいたい一心なのです」
「う…そ、そうでしたか…まさかユリア様のためにそこまでお考えになっていたとは…わかりました。こちらとしてもその方向で調整させていただきましょう。先方には私の方から話を通しておきます。必ずやご理解いただけることと思います」
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「ふ、ふざけないでよ!!逃げるつもりなの!!」
「逃げるだなんて…彼を私に投げてきたのはあなたでしょう?それならあなた自身が婚約すればいいじゃない。まじめでつまらない性格の私なんかよりも、数段向こうもお喜びになる事と思うわよ」
「う…そ、そんな話が通るはずが…」
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