あらすじ
陸上部の〈春岡拓海〉には、誰にも言えない秘密が二つある。一つは、隠れて煙草を吸っていること。そしてもう一つは、同じ高校に通う美術部の〈四谷炉火〉が作る美しい作品を、彼に命じられるまま裏山で燃やし続けていること。 二人の名前のない関係は、現代文の課題が出たある日から、時間をかけて少しずつ変化していく。 シリアス寄りの薄暗い青春BLです。同級生✕同級生。泥沼→ハピエンに向かいます。 僅かですが途中モブおっさんとの性描写ありますので地雷にご注意ください。 〈登場人物〉 ■春岡 拓海(17) 主人公。陸上部。ハードル走。無口だが天体のことはよく喋る。影で煙草を吸う隠れ不良。 ■四谷 炉火(17) 美術部。ことあるたびに拓海に作品を燃やさせる、高圧的な少年。父母も兄も芸術家のサラブレッドだが、彼自身は凡才らしい。 □白川 瑞希(17) 陸上部。走幅跳。拓海のクラスメイト。炉火とは恋人関係になる。 □大治 誠(17) 陸上部。長距離。美人。何かとぶつかる。