あらすじ
「博物館の年間来場者5万人を達成できれば存続を許可しましょう」 ここは人口流出と税収減に悩む香川県船出市。新市長の緊縮財政により、年間来館者数5000人の船出市立郷土博物館にも閉鎖の危機が訪れる。 そんな博物館で働く辰巳あずさは転職も考えていたところ、博物館存続を訴える市民団体と市の方針とで板挟みになってしまう。そしてポスドク史学者のシュウヤ率いる市民団体は交渉の末、市長の口から年間来場者数5万を超えれば博物館閉鎖を免れるという約束をこぎつけたのだった。 来館者の増加を目標にあの手この手を尽くして奮闘するシュウヤたちに、博物館職員であるあずさは否が応でも巻き込まれてしまう。だがやがてシュウヤたちと接する内に、あずさは博物館の価値と存在意義を実感し、博物館存続のため尽力することになる。 これは何ということのない地方の一博物館が、一大人気スポットとして再生するまでの物語。 「さあ、博物館に行こう!」