あらすじ
大河を挟んで睨み合う帝国と魔界が、互いにその領有権を主張し合った両国間による世界大戦が一段落した頃。
帝国は陸軍に奇妙な部隊――〝ハーレークイン小隊〟を新設した。
その指揮官に就いたのは出生が曖昧な、子爵家の家督を譲られた素行不良の青年将校だった。
ヨハン・スミス――彼は「戦争と人殺しが好き」だと言ってはばからず、将校の身でありながら率先して規則を破り、任務のためなら法を犯すこともいとわない。
一言でいうと〝厄介者〟だが、別の人物評には〝劇薬だが必要悪〟とも記される。
巨乳の女騎士を副官に、掴みどころに乏しい妖精の少女を参謀に、軍歴40年の上級曹長を従えるこの小隊長は部隊をどこに導くのだろうか……