あらすじ
転生者であることを自覚せず生きてきた第三王子カイトは ある朝、自分が同じ一日を何度も繰り返していることに気がついた。 『100度目の再帰(リセット)です。天性が成長しました』 王族であれば必然的に与えられるとされる『天性』を持たず、 無能力とされていたカイトはそのとき初めて自分に天性があること、 無自覚に発動していたことを知った。 カイトの天性『再帰』は、臨死状態になった際に時間を巻き戻す能力だった。 百回繰り返した時点でカイトの能力は成長し、前回の経験を引き継ぐ ことができるようになった。 依然として死を避けることはできないが、カイトは周回を重ねるうちに 生き残るための手がかりを集め、生存の希望が見え始める。 しかし生き残れたとしても、暗殺の危険を永続的に排除はできない。 カイトは気ままな暮らしを手に入れるためにあらゆる手を尽くすと決め、 一つの目標を立てる。 暗殺者を送り込まれても対抗できるような、強力な組織を作り上げようと。