あらすじ
高校生時代の知り合いがいなくなった。 俺が当時、彼女について抱いていた感情を、どのように表現してよいのかは未だに判然としないのだが、少なくとも好きだとか嫌いだとか、ゼロかイチかみたいなものじゃない。好きであり嫌い。 ただ、ちょっとばかり特別ではあったのかもしれない。 けれどあえて、あえて単純に表現しようとするなら、そう、好ましいところはもちろんあれども、彼女はちょっとばかり特別で。 嫌いだ。 異世界には行けず、世界は救わず、ハーレムには恵まれず、過去に大事件は起きず、トラウマはなく、タイムスリップは出来ず、殺人鬼は暴れず、大災害も起こらない。 これはそれだけの話だ。 みんながみんな、後悔しながら生きている。 ※7月15日23時52分、修正完了致しました。 ご迷惑をお掛けして、申し訳ございませんでした。