あらすじ
アルペオ伯爵家の令嬢サラは、シルーフ侯爵家の嫡男クリストファーから婚約破棄を言い渡された。
大好きだった錬金術をクリストファーに禁じられても一生懸命に尽くしてきたのにと、サラはショックを受けてしまう。
しかしそれはサラが「これからは自分を誤魔化さず、好きなように生きていこう」と決意するきっかけとなった。
そうしてサラは錬金術師として第二の人生をスタートさせる。
さらに学生時代の同級生である王子に「やはり君は稀代の錬金術師だ」と腕を買われ、サラは王城専属の錬金術師となった。
一方、元婚約者のクリストファーは婚約破棄について「何をやっている馬鹿者!」と当主である父から激しく折檻されていた。
実はクリストファーがサラの錬金術を禁じ、婚約破棄までした本当の理由は、天才であるサラに嫉妬し、激しい劣等感を感じていたからだった。
そのような短慮で婚約破棄をしたクリストファーは今後、更なる後悔を重ねることになると、まだ気付いていないのだった。