あらすじ
世の中ってのはよくわかんないもので、ある日突然「スキル」が使える世界になった。 能天気イケメンの氷室《ひむろ》は、氷を自在に操ってクラフトができるようになった。 メガネイケメンの不知火《しらぬい》は、指から熱線を照射してあらゆる物体を切断できるようになった。 そして、目つき悪い俺は【無能】ってスキルを授かった。 なにそれ? なんで俺だけレベルアップできないの? なんで俺だけステータスがアップしないの?? ちょ、待てよ!! そんなのズルくね?? なんなんだよ。スキル【無能】で生き残れってか? やってらんねーよ!! ◆登場人物 【田無 能己】《たなし よしき》 目つきが悪い以外これといった特徴のない少年。 ある日突然【無能】というスキルに目覚め、そのスキルに翻弄されながら死線をくぐりぬけていく。 【氷室 壬】《ひむろ じん》 ジャニーズに居てもおかしくない、さわやかカワイイ系のイケメン。 知力3の脳みそから放たれる残念な発言さえなければ、女子の人気もあるだろうに……もったいない。 【不知火 丁路】《しらぬい ちょうじ》 都内にある名門私立から転校してきた訳アリ少年。 背が高く、細身で猫背。塩顔系で銀の細フレームの眼鏡がよく似合う。 その言動は辛辣だが、常に的を得てる。 【蓮沼 乙葉】《はすぬま おとは》 常に笑顔を絶やさない、京都弁腹黒男。 足を蓮に寄生されており、その種を利用して敵を拘束する。 【鉄 庚一】《くろがね こういち》 蓮沼と行動を共にする寡黙な少年。 日本刀に言霊を繰り返し上乗せさせることで、切れ味を飛躍的に向上させることができる。 【鶴峰 戊子郎】《つるみね ぼしろう》 靴墨のように染み付いたクマが目立つ四十代半ばの男性。 ドローンをあやつり、田無達の行動を監視している。 【手鑑 辛】《てかがみ かのと》 純白ワンピースと黒髪の長髪がトレードマークの男の娘。鶴峰の庇護下にある。 田無達の深層心理に働きかけ、その行動を操っている。