あらすじ

学校の屋上。そこは通常、立ち入り禁止の場所だ。 その屋上で、僕はいつも風に吹かれながら本を読んでいた。もちろん、公認じゃない。屋上の扉が劣化しているのを良いことに、僕はいつも屋上に入り浸っていたのだ。 その日もいつも通り、屋上で静かに本を読んで――不意に、扉が開いた。教師が入ってきたのかと僕は身構えるが、入ってきたのは中学の名札をつけた少女。少女は名前を千鶴といった。 千鶴は不思議なやつだった。僕が何かを言うと、それとは斜め上にある話題を持ってくる。 「カエルって美味しいらしいよ」 「じゃあ、きっとトカゲも美味しい」 これは、そんな僕と千鶴の物語。

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カクヨム
カクヨム2023/09/18
  • 現在の作品千羽鶴