あらすじ

私こと新藤(しんどう)は祓い屋だ。要するに怪異の専門家。 今日もいつもの焼き鳥屋に居るとニュースが入ってくる。 『心臓を抜かれた死骸。ラブホテルで発見』 これはハート・スナッチャーという怪異の仕業だろう。 ハート・スナッチャー。心臓をひったくり、喰らい、永久の命を得る怪異。 どうしてか、私の住む福岡ではこの怪異が発生する… ああ。今回も捜査の協力を要請されるだろう。なにせ。ここらで祓い屋と言えば私しかいないからだ。 案の定。私は警察に呼び出され。 ラブホテルで見つかった遺骸を見せられる。そして捜査の協力を依頼される… が。今回のホシはフリーランスの性産業従事者であるらしく。 私がノコノコ出ていって抱く訳にもいかない。 だから。知り合いの成田(なりた)くんに協力を要請する。 私と成田くんはマッチング・アプリを使いながら捜査を継続するが。 まったくホシに行き当たらない。 成田くんは最初はカネで女を買うのに抵抗があったみたいだが。最近は嵌ってきてやがる。 まったく男子は。 私の知り合いで。元ハート・スナッチャーである心さんは言う。 『同族殺し…ハート・スナッチャーを狩るハート・スナッチャー…』 そう。今回のホシは。同族殺しのハート・スナッチャーであるらしい。 コイツはどうしたものかと考えていると―心さんは言う。 『だけど。貴女あなたにはカードがあるじゃない』 …実は成田くんも。なりかけのハート・スナッチャーだったりする。 私達は。罠…というか疑似餌を用意する。 マッチング・アプリのプロフィールに心臓という語を散らせてみたのだ。 さて。これで同族殺しのハート・スナッチャーは釣れるだろうか? ※セクシャルな要素が多い為、R−15扱いでお願い致します。また、掲載を取り止める場合がございます。ご了承下さいませ。 ※※本作もできるだけ単独した作品として執筆しましたが。設定を継いだ作品群があります。 併せて読んで頂いた方が分かりやすいかと思われます。 【『愛しているのなら。心臓を捧げよ』】 https://kakuyomu.jp/works/16817330663699229930 【『人を望んでしまったのなら。人に還れ』】 https://kakuyomu.jp/works/16817330663750175496 【『人として死にたいのなら。人として生きよ』】 https://kakuyomu.jp/works/16817330663804559335

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カクヨム
カクヨム2023/09/18
  • 現在の作品『欲を満たしても。そこに物語がなければ意味はない』